快適生活で使える知識!自分に合った家具選び
家族や自分がくつろげる空間を作るなら長く使える家具の選び方・配置やコーディネートが必要ですね。家具の選び方から家具を部屋に配置する際のポイントをまとめてみました。引越し、家具の入れ替えや模様替えなどでお役に立てればと思います。
快適ソファーの選び方
座る部分のサイズや座り心地の確認を
ソファーを選ぶ際はサイズは全体だけでなく座る部分も重要です。一人あたり大体60cmが目安ですが、幅が180cmあっても、2シーターのソファーでは真ん中には人が座りにくいので3人掛けには不向きです。座り心地を決めるのは「素材の種類と質」です。柔らかすぎると体が沈んで疲れるといったマイナスポイントもあるため、適度に張りがあり、体を支えてくれるのがいいでしょう。お店で確認する際もお部屋に居る感覚で座り心地を試してみるほうがいいでしょう。
張り地
布張りや皮張りは、ヨレやシワがはく張られているかチェック
おすすめのデザインと張り地
ソファーの場合は一度買うとながく使うため飽きのこないベーシックな色やデザインを選ぶのがいいでしょう。張り地は本革・人工皮革・布とあります。
- 本革(お手入れ次第では一番長持ちしますが水や汚れに注意)
- 人工皮革(色やテクスチャーが豊富で価格も手ごろ。水や汚れに強くお手入れも楽)
- 布(色・柄・素材が一番豊富ですが汚れが取りにくい。外して洗えるカバーリングがおすすめ。)
アーム
太いとボリュームがあり、上にトレイや飲み物を置くような使い方も。細いと座面の広さを確保しながら、全体をコンパクトにできるので狭い部屋向き、ソファで横になりたいなら低いタイプを!
座面
お茶を飲んだりする際は40㎝前後のものがいいでしょう。ゆったりとくつろぎたい場合は低いものが向いています。あまり低すぎると立ち上がりにくいので注意。座った時にスプリングの存在を感じるものは避けましょう。
足
足が長いデザインは、床面が見えて部屋を広々と感じさせます。軽やかな印象で掃除もしやすいです。足が見えないデザインは落ち着いた雰囲気を部屋に持たせます。
狭い部屋でおすすめソファは?
狭い部屋ではソファの形状が重要です。背もたれが高いとボリューム感が大きくなり、視線のつながりが避けられまます。配置の方法は「コの字」より「L字形」の方がスペースを取りません。それを考慮して狭い部屋でのおすすめソファは「アームが細い」「背もたれが低い」「脚部がオープンなもの」です。
カバーリングタイプソファも注意が必要
カバーリングのソファは汚れが気になった時に洗濯ができて、春夏用と秋冬用に変えて部屋のイメージチェンジなどとても便利です。ですが購入の際に必ずチェックが必要です。「洗濯の際の収縮率」「洗濯機の手洗い機能で洗えるのか、クリーニングが必要なのか」「洗濯機で洗える場合、自分の家の洗濯機の容量で十分なのか」最低限チェックをしてから購入を!
ベットの選び方の基本
ベットの選ぶ基本は熟睡できる仰向けの姿勢を無理なく保つことができて、寝返りがスムーズにできる事です。柔らかすぎると体が沈んで寝苦しく、寝返りの時も筋肉に負担がかかってしまいます。また硬すぎると体重が分散せず血液の流れが悪くなり、不要な寝返りが増えて安眠できません。購入まえには実際に寝転がって試して確認してみましょう。また肌触りや吸湿性のよいものを選びましょう。
ベットの基準と実寸
「シングル」は一般的にには100×200㎝ですが実は実寸はまちまちです。全体のサイズはヘッドボードの有無などのデザインによっても変わりますが実測して検討を!身長の高い人には
210cm前後のロングタイプのベットもあるのでお勧めです。クイーンサイズ・キングサイズはマットレスが2つになる事が多いので、横揺れ防止のためポケットコイルもしくはマットレスを分けることも考えて選びましょう。
ダイニングテーブルの選び方
テーブルのサイズは一人分の食事スペース幅60x奥行40㎝を目安に!4人掛けの場合は幅135㎝ほしいところです。高さは日本人の平均身長では70cmが一般的ですが座ってみて確認する事をお勧め致します。使いたい椅子などがある場合はテーブルに収まるか確認を!テーブルの脚の間の寸法もチェック。
一人分の食事スペース
幅60㎝x奥行40㎝が目安。二人用ならダイニングテーブルの最少寸法は120㎝X80㎝になりますが、幅は130~150㎝あるといいでしょう。
差尺(椅子の座面からテーブルの高さ)
食事の際のしやすさと心地よさに大きく影響致します。テーブル面と椅子の座面との高さの差が27~30㎝位が姿勢よく使えるテーブルの高さです。
ダイニングテーブルを置く際に注意するスペース
テーブル周りには椅子から立ち上がったり配膳したりするためのスペースが必要です。レイアウトする前に一度、縮尺を合してみることをおすすめ致します。